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はりねずみチャーリー 編

petjiman_20150410_2 はりねずみのチャーリーは、2010年12月、当時8歳の娘のために我が家にやってきました。元の飼主さんが飼えなくなったのを引き取ったのです。以来、我が家に住まうチャーリー。つぶらな瞳がかわいいです。両手で抱き上げると暖かい亀の子たわしを乗せた感じですが、針が刺さるので抱きしめたり頬ずりしたりはできません。
しかも、夜行性の彼が活動を始めるのはいつも真夜中を過ぎてからなので、飼主である娘がその姿を見ることはほとんどありません。夜は大いに食べ、飲み、とても賑やかに回し車を回します。食事は専用ペレットとミールワーム。レタスとホウレンソウも大好きです。
昼間は隠れ家で寝ています。現在の隠れ家はピンクのレッグウォーマー。一度入ると出られないのでは、と心配しましたが杞憂でした。冬は暖房が必要なので、我が家の一番暖かいところに住んでいます。
昼でも無理やり起こせば起きますが、究極の不機嫌さを見るはめに。手足を縮め毛を逆立てて丸くなり、その鋭い針で威嚇します。しばらくすると、そおっと辺りをうかがいながら伸びてくるのがまたかわいいのですが。洗面台のシンクにお湯を張り、お風呂にもいれます。お風呂上りはぼーっとしているので、その隙に身体チェックと爪切りをします。
petjiman_20150410_1 足の爪を時々切ってやらないと、思いかげない事故にあいます。2012年の夏の夜、隠れ家の繊維が爪に引っかかり、もがいているうちに糸が前足首に巻き付いて取れなくなったのです。気付くのが遅かったため前足は壊死してしまい、切断となってしまいました。一時は命も危ぶまれましたが、痛みがなくなり傷が治った後は平然と走り回っています。
ペットのはりねずみの寿命は5、6年といわれます。となると既に老齢期に差し掛かっているチャーリー。見かけでは全くわかりませんが、寄る歳に負けず、ますます元気に長生きしてもらいたいものです。
(マーサーアイランド/ゆかり)