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アメリカ留学生のキニナル賃貸事情

アメリカ留学生キニナル賃貸事情

アメリカに渡るほとんどの留学生は寮、ホームステイ、一軒家やアパートのシェアで暮らしています。日本とは違い、ピンからキリまであり、家賃もさまざま。場所や家主によっては都市部より田舎のほうが高くつくことも。ワシントン州オーバーンの学校に通う10名の留学生の協力を得て、家賃の相場、メリットとデメリットを調査してみました。

寮:家賃の相場:800〜900ドル

学校敷地内または近くにある寮は、通学には最高。同じ学校の友だちが増えるなどメリットを感じられる一方で、比較的高めの家賃設定であることが多い。たとえば、光熱費込みの家賃が月800ドル、ルームメートが2人といった具合。英語で話す機会が増え、数カ月の短期留学にはおすすめだが、比較的部屋が狭い傾向にあるのと、アメリカならではの「壁が薄過ぎる」という悩みはつきもの。

ホームステイ:家賃の相場:平均700ドル

ホームステイは家賃の差が激しいが、食事付きの場合、月700ドルくらいが平均。英語力を確実に上達させたいならホームステイはおすすめの選択肢とはいえ、「家賃の割に、ご飯はこれだけ?」といったような収入重視のホームステイ先も実は少なくない。部屋が広く、手作りのご飯を3食しっかり提供してくれる受け入れ先が驚くほど安く、小さな部屋で毎日同じような出来合いの食事しか出ないところが相場より高い、ということも十分あり得る。ホームステイ先選びは慎重にしたいものだ。

一軒家シェア:家賃の相場:ひとり平均570ドル

ダントツで人気なのが、何人かで一緒に一軒家で暮らすシェアハウス。光熱費込みでも、寮やホームステイより安いくらいだ。生活費が抑えられるため、寮やホームステイからシェアハウスに切り替える人は多い印象。メリットとしては、入居前にルームメートを確認できることや、人数が集まれば親しい友人同士で住めることなどがある。食事もシェアできれば、金銭的にかなり余裕が出てくるはず。キッチンやトイレは共用となる場合でも、プライベート空間は十分確保できる。ホームステイでは、ホストファミリーへの気遣いが時にストレスに感じることも。それに比べると、のびのびと生活できるだろう。

アパート: 家賃の相場:平均1,500ドル

アメリカ生活に慣れ、よりプライベート空間の確保にこだわる人はアパート暮らしも考えたい。エリアや部屋の広さによって家賃はさまざまだが、安くても月1,300ドルはするため、心を許せる友人とお金を出し合ってシェアする学生は多数。節約のため、リビングルームを部屋に改造し、人数を増やして住むケースも見られる。

まとめ

このコロナ禍で、より良い環境を求めて引っ越しを考える留学生はたくさんいることだろう。オンライン授業で通学する必要がなくなり、ただの顔見知りだったルームメートと仲良くなる場合もあれば、逆に生活習慣の不一致でトラブルになることも。自分に合うかどうか、よく考えて住まいを選んで欲しい。


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