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シアトル市況編 ~ シアトル不動産情報2021年版

シアトル市況について

ケラー・ウィリアムズ不動産の早野スージーさんに聞く

シアトルでねらい目の物件を教えて!

収入面でパンデミックの影響を受けていない方々の購買力は全く衰えていません。感染対策のため、子どもは遠隔学習、親もそれぞれ在宅勤務という家庭が珍しくなくなったことで、シアトルではホームオフィスに使用できる部屋が確保しやすい物件に人気が集中しています。今や多くの家庭で、快適に仕事ができる明るいホームオフィスは必要不可欠。その意味で、コンドミニアムよりも戸建てに需要があります。

戸建ては特に古い家屋が多いシアトルですが、キッチン、バスルーム、床などがアップデートされ、買い手が手直しする必要が少ない「ムーブ・イン・レディー」タイプの物件が好まれる傾向にあります。また、職場に近いダウンタウン周辺より少し離れて、環境も価格も魅力的なエリアで広々とした間取りの物件を探す方が増えました。特にリンク・ライト・レールの計画が明らかになっている、将来の駅周辺は、家の価値が上がる可能性が高いため、投資的な意味でも注目の地域となっています。

2021年、シアトルで人気のエリアや穴場は?

まず、価格の高いエリアから説明します。中央値が100万ドルを超える地域では、ワシントン大学周辺に位置する、便利でトレンド感もあるローレルハースト、ラベンナ、サンドポイントが人気です。同価格帯のマグノリア、クイーンアン、キャピトルヒルより広い物件が多いのも好まれる理由となっています。

次に、中央値80〜100万ドルの範囲では、グリーgreen-lakeンレイク公園やウッドランド・パーク動物園に近いバラード、フィニーリッジ、グリーンレイク、グリーンウッド、ウォーリングフォードフリーモントが挙げられます。広めの戸建てやタウンハウスが多く、ここ最近の旬の地域と言って良いでしょう。ダウンタウンへの通勤時間が短く、オシャレなショップやレストランもたくさん。徒歩での生活のしやすさを示す「ウォーク・スコア」がとても高いエリアでもあります。

シアトル北部では今年、リンク・ライト・レールノースゲート路線が完成します。それを見越して、近辺の住宅の人気も高まっています。60〜80万ドルの価格帯をねらう方は、ノースゲートからショアライン方面にかけて探すと、良い物件が見つかりやすいでしょう。

早野スージーさん
アメリカ最大手、ケラー・ウィリアムズ不動産所属。巧みな交渉術と親切丁寧なサービスで希望通りの家の購入と売却を実現。10年以上の経験で培った技術と豊富な知識で満足できる結果を届ける。シアトル在住30年以上の土地勘と住宅建材業で長年働いた経験から、街や家を見る目には定評。Zillow.comで5スター獲得の実績を持ち、信頼のある不動産取引を約束。電話やメールでいつでも対応可。


■Keller Williams Realty Bellevue (Suzie Hayano)
☎206-422-3475 suzie.hayano@kw.com

www.suziehayano.com


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